プナカ・ウォンディポダン~

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ブータン旅行おすすめエリア ~プナカ・ウォンディポダン~

プナカ写真

首都・ティンプーから東へ走ること約1時間。国道1号線は、ドチュ・ラの峠を越えると一気に標高を下げていきます。ティンプーから日帰りで訪れることもできる古都プナカと、かつてブータンの東西をつなぐ交通の要衝であったウォンディポダン。

標高1,300m弱のこのエリアはティンプーやパロと植生も異なる、暖かい穏やかな気候の地域です。以前はホテルも少なかったために日帰り観光が主でしたが、現在では多くのホテルが建ち、この地域に一泊する観光客が増えてきています。

プナカ(標高1,240m)

ドチュ・ラ
首都ティンプーから東へ向かう途中、最初に越える峠が標高約3,150mのドチュ・ラ。この峠にはカフェテリアが建ち、現在は宿泊することもできます。天気がよければこの峠から北の方角にマサ・ガン(6,800m)やブータン最高峰であるガンカル・ピンスム(7,570m)などの美しいブータンヒマラヤの姿が臨めます。

この峠で訪れる人々を出迎えるのは、2004年に建てられた108基のチョルテン(仏塔)。2003年12月にインドとの国境地帯で起こった紛争の際、先代国王の一番上の王妃であるアジ・ドルジ・オンモによって建てられた仏塔です。この仏塔を見下ろす場所に建つのは、2008年に建てられたドゥック・ワンゲル・ラカン。このお寺も同じくアジ・ドルジ・オンモによって先代の王様のために建てられました。内部には、他のお寺とは異なる歴代王の現代的な壁画が描かれています。

プナカ写真 プナカ写真

チミ・ラカン
ドチュ・ラから山道を下ると最初の集落がロベサ。そのロベサの集落と周囲の美しい水田地帯を見下ろす小高い丘に建つお寺が、子宝の寺としても有名なチミ・ラカンです。ここは「聖なる狂人」と呼ばれるドゥクパ・キンレイゆかりのお寺。「チ」とは「犬」、「ミ」とは「死」を意味し、「犬の死んだ地に立つお寺」の名前を持っています。

2010年6月にお寺への途中まで車道が造られましたが、気持ちのいい田園のあぜ道を歩いて訪れるのがおすすめ。最初は下り道、最後に少し上り道を歩く約30分のハイキングです。チミ・ラカンのご本尊はお釈迦様。その前列に左からシャブドゥン・ンガワン・ナムギャル、ドゥクパ・キンレイ、ガワン・チョゲルの像が納められています。

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クル・タン
元々プナカの街は、ゾンへと渡る橋の手前に家が数件並ぶだけの小さな集落でした。現在はプナカ・ゾンからロベサ方面への5kmほどの場所に造られたクル・タンの街がプナカの新しい街となっており、ホテルやレストラン、民家が立ち並んでいます。クル・タンという街の名前は「グル・タン」から変わったもの。街の入り口にはクル・タン・ザンドペルリ・ラカンというお寺が建っており、ブータンでは珍しいネパール式のチョルテン(仏塔)が建っています。

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プナカ・ゾン
ポ・チュ(父川)とモ・チュ(母川)という2つの川の合流地点に建つプナカ・ゾン。1637年にブータン建国の祖であるシャブドゥン・ンガワン・ナムギャルによって建設がはじめられました。このゾンは幾度となく水害や火災による影響を受け、その度には増改築がなされて現在の姿になっています。

このゾンで一際目を惹くのは堂々たるたたずまいのキンレイ(大講堂)。入り口周辺や内部には美しい壁画が描かれ、正面には巨大なお釈迦様、シャブドゥン、グル・リンポチェの像が納められています。

キンレイの右手の建物は今もシャブドゥン・ンガワン・ナムギャルの遺体が安置されているマチェ・ラカン。この中にはブータンの至宝である「ランジュン・カルサパニ」が納められているそうです。春は周囲にジャカランダの花が咲き乱れます。

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ウォンディポダン(標高1,295m)

プナカ写真

プナカ・ゾンから東へ走ること約40分。ポ・チュとモ・チュが合流して流れていくプナツァン・チュ沿いの尾根上に広がるのがウォンディポダンの街です。ここは古くからブータンの東西交通の要衝として栄えた街。この街を通り過ぎるとトンサ、ブムタン地方と昔ながらのブータンの雰囲気を色濃く残す中央ブータンへと向かっていきます。

ウォンディポダン・ゾン
プナツァン・チュの流れを見下ろす尾根上に建つウォンディポダン・ゾン。1638年に建てられたこのゾンは、ブータンに自動車道ができる前は東西交通の関所としての役割も担っていました。

急な階段を上がってゾンの内部に入ると、秋の2大祭りのひとつであるウォンディ・ポダン・ツェチュが行われる広場が広がっています。手前が政治の建物、奥に見えるのが宗教の建物ですが、ちょうどその境目の辺りからゾンの下を覗いてみると、かつてブータンの東西をつないでいた道が残っているのがわかるでしょう。

このウォンディポダン周辺は非常に風が強い地域。地元の人たちは冗談交じりに「ウィンディ(風の)・ポダン」と呼んでいます。

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ラダク・ナクツァン
ウォンディポダンの商店街のすぐ近くにひっそりと建っているのがラダク・ナクツァンと呼ばれる小さなお寺。ウォンディポダンの守り神である「ラダク」を祀るお寺です。「ナクツァン」とは「ゾンが建つ前からある偉人が住む場所」を意味し、16世紀よりもっと古くからこの場所に建っていると言われています。ご本尊はお釈迦様で、その左右にグル・リンポチェと阿弥陀如来が納められ、ウォンディポダンの人々は子どもが産まれると必ずこのお寺にお参りして名前を付けてもらっています。お寺に上がる階段は非常にせまく急なため、注意が必要です。

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リンチェンガン
ウォンディポダン・ゾンよりプナツァン・チュの対岸を臨むと、周囲に棚田が広がる小さな集落が姿を現します。ここがリンチェンガンの集落。その昔に道路やゾン、その他の建築物を造るためにインドからブータンに移住してきた労働者たちの子孫が住む集落です。このリンチェンガンの集落へは約1時間の軽いハイキング。集落の一番上にはリンチェンガン・ラカンが建っており、そこから眺めるウォンディポダン・ゾンの眺めは必見です。

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